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17- D- 0257 201 7 年 6 月 2 9 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
株式会社東和銀行
(証券コード:8558)【据置】
長期発行体格付 BBB+ 格付の見通し 安定的 ■ 格付事由
(1) 群馬県前橋市に本店を置き、群馬県および埼玉県を主要営業地盤とする資金量約 1. 9 兆円の第二地方銀行。 09 年 12 月に公的資金による 350 億円の資本増強を実施した。格付は、中小企業向け取引を中心に両県で 一定の事業基盤を有している点、地域金融機関としては比較的高い収益性を確保していること、資本の蓄 積が着実に進んでいることなどに支えられている。一方、基礎的な収益力の低下に歯止めをかけること、 貸出資産の質の改善を更に図ることが今後の課題である。
(2) 17/ 3期のコア業務純益は 94億円と前期比 3%の減益にとどまった。ただ、資金利益は貸出金利回りの低 下により 9 億円の減益となっており、国債等債券損益を除いたその他業務利益の増益による寄与が大きか ったことから、今後は利益水準が低下する見込みである。なお、17/ 3 期の ROA (コア業務純益ベース) は 0. 43%であり、押し上げ要因がなくても収益性は業界平均に比べ高い水準にある。「T OWA お客様応援 活動」の取り組みにより中小企業向け貸出残高の増加と貸出金利回りの低下を抑制することで、収益性の 低下に歯止めをかけられるか注目している。
(3) 17/ 3 期は有価証券利回りの低下幅がやや大きいが、業界平均に比べると比較的高い利回りを維持してい る。一方、国内ポートフォリオ改善のため比較的多額の国債等債券売却益・売却損を計上した。価格変動 リスク量はコア資本対比小さく、また金利リスク量も減少しており、コア資本対比でさほど大きくはない。 円金利資産中心のポートフォリオ運営で、慎重な運用方針としているため、今後もリスク量が大きく増加 する可能性は小さいとみられる。
(4) 17 年 3 月末の金融再生法開示債権比率は、3. 53%と前年同月末比 0. 64%ポイント改善した。依然として 業界平均に比べ高い水準にあるものの、担保保証による保全がなされている債権が比較的多いことも処理 が進まない一因である。未保全額が大きいその他要注意先が比較的多いものの、上位先については総じて 業況が改善基調にあることから、与信費用は当面落ち着いた水準にとどまる見込みである。
(5) 17 年 3 月末の連結コア資本比率は 11. 05%と、利益剰余金の積み上げにより公的資金を除いた調整後ベー スでも着実に改善している。今後も内部留保の積み上げと慎重な有価証券運用により、現状程度のコア資 本比率の水準は維持できるとみられる。
(担当)大山 肇・加藤 厚 ■ 格付対象
発行体:株式会社東和銀行 【据置】
対象 格付 見通し
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 6 月 26 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三
主任格付アナリスト:大山 肇
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、
「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「銀行等」(2014 年 5 月 8 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 株式会社東和銀行
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先